男子めし

息子・こぐまから送信されてきた、今日の男子めし!

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「ドレスオムライス」


オサレな名前…

「デミグラスソースも作った」



なかなかやりおる、高校生男子。



ーー

おやすみ!

ーー






嚥下食メモ

・水分の少ない魚は、
すりつぶしても飲み込みにくい


・病院メニュー: かじきまぐろの すりおろし みたいな


・食感: ざらざら感 のこる


・飲み込めない


・その場での対処: スプーンでお魚ペーストをすくい、ほうじ茶にくぐらせる。
→腕を動かす手順が増えるため、自力で食べるのが辛い


ーーー



テーマ : 生きる
ジャンル : ライフ

痛み止め

母は毎食後に、何種類かの薬を飲む。
その中にオレンジ色の粉薬がある。

食事が運ばれてくる時間をみはからって、
あらかじめ服薬ゼリーなどの用意をしておく。


嚥下もかなり難しくなっている。
くちの中に錠剤が残っているかどうかの感覚も
殆ど失われているし
全ての物が飲み込みにくいので辛そう。


私は
「粉薬、甘そうだね。〇〇(息子の名前)が小さいとき飲んでたのも こういう色だったなー」
などと、母の気を紛らせながら服薬ゼリーを混ぜる。


母「甘いか どうかも 分からないや、ひつじちゃん 飲んで みる ?」


いやぁ、遠慮しとく(モルヒネだよ母ちゃん…)。




ーー

どこまで本気なのか分からん。




ーー

今日もご覧頂きありがとうございます


ーー

テーマ :
ジャンル : 心と身体

帽子、オーガニックコットン

母の抗がん剤治療が始まる、と決まった時
帽子 必要になるだろうな・・・、でも早々と用意するのも・・・
と逡巡していました。

二度目の抗がん剤投与の のちの検査で
多くの箇所への転移が確認され
「抗がん剤中止」が決まりました。

その時はまだ髪がだいぶんありました。
が、ある日を境に落葉のように髪が散り始めました。


某日朝、鳴った着信は姉から。
「ひつじちゃんが つぎに(病院に)来る時、ぼうしがほしい」 と言っている、と。
食事が摂れなくなっている。とも書いてありました。



毎日付き添っているお姉ちゃんに「ぼうし 買ってきて」 とは言わないんだよね。
姉もそれを分かっています。
わかります、テレパシーでね。


姉からの着信の後、ダッと二枚仕立てて、群馬県へ。
一枚は リバーシブル。もう一枚は、軽い 一枚仕立て。





ーーーー




「おぼうしを お持ちしました〜 ご試着 なさいますか?」
と見せたら、


「しちゃく しつ は どこですか かがみ で 見たい です」

両の手を取って病室内の洗面所まで、歩きました。
歩を進めるあいだも、二枚のぼうしを試すあいだも、バラバラと髪は落ちていくのでした。



「あぁ、こちら が いいみたい これに します」
「たのしい 洋品屋 さん ですね おすすめ じょうず ですね」

その日 母は

「トイレに いく じぶんで いく 手をかして くれますか」
「お散歩に 行きたいな ろうか を 歩きます」
「おしゃれ して お出かけ いいですね」
と、3メートルも 歩きました。


ベッドサイドに様々な看護師さんが来てくれるたびに
「これ オーガニックコットン なの むすめが 作って くれたの」

就寝前の血圧と体温測定・服薬の看護師さんにも、
「これ むすめが 作って もってきて くれたの おやすみなさい 今日も お世話様でした」
と言って、静かに休みました。



ーーーー

ぼうしやさん、今日は追加製作。



シルクリボンを撚(よ)って、結びやすくしました。母が結ぶのではないけどね、ふふふ
1グラムでも2グラムでも、余分な飾りが付いていたら重いでしょう。
でも「付けたい時に付けられる飾りがある」
って、ちょっと楽しいよね。




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テーマ :
ジャンル : 心と身体

てれぱしー

今、自分の部屋の寝床で目が覚めた。

病院には、姉と私が交代で

寝泊まりしている。


姉には
「みんなのLINE (きょうだい間連絡用のグループトーク)読むね」、
と言って別れた。
↑" 疲れたらLINEしてね " と言っても姉は弱音を吐かない人なので
" LINE読むね " と言っておく。
姉からのシンプルな発信の、ひと文字ひと文字の隙間を読むと
充分に彼女の心境がわかる。

姉妹間のテレパシー。





母の乾いた唇が
「かえっ ちゃうん?」
と上州弁をちいさく発した。


私は

「はあい、今日はお姉ちゃんが いてくれます。有難い ことでございますー。
ご用の 際は てれぱしーを おくってください。
すぐ 現れますので、ウフフフフ
おや?くちびるが 乾いて いるような テレパシーを感じますが?
こちらに 良いクリームが ございまあす」


と、母に処方された唇用クリームを小指で少し塗りながらおどけた。







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今日も ご覧いただきありがとうございます



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テーマ :
ジャンル : 心と身体

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ひつじ

Author:ひつじ
テディベア作家、うさぎグッズ作家。Eテレ「にゃんぼー!」に在宅自作ベア全てが出演しました。飛騨高山テディベアエコビレッジ、那須テディベアミュージアムに蔵収展示。また米テキサスの音楽家のご自宅に展示して頂いております。テディベア及びうさぎグッズ全ての作品に於いて著作権は放棄しておりません。模倣は固くお断り致します。

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